武蔵中学(2020年 算数 問3)

問題分析

難易度:A~B
(1)の記述で方向性を示してくれていますので、流れに上手に乗ってください。
(3)はていねいに調べましょう。
武蔵受験生だけでなく、上位校を目指すすべての受験生に取り組んでほしい問題です。

問題

解答

(1)5と偶数の積の一の位は0になる。偶数は4個あり、すべての球が箱にいれられるからどちらか一方の箱には偶数が必ず入ることになる。したがって少なくとも1つの箱の点数は0点になる。
(2)(A、B)=(5点、2点)(5点、4点)
(3)解説を見てください

解説

(1)
⑤が入っているということは同じ箱に偶数が入ると5×偶数の一の位は0だから得点は0点になる。
偶数は②②④④の4個あるからどちらか一方の箱には偶数が必ず入る。
したがって、少なくとも1つの箱の点数は0点となる。

(2)
AはBより点数が大きく、Bが0点でないということから⑤はどちらか一方の箱に2個とも入っていて、偶数の4個はもう一方の箱にすべて入っている。
(②、②、④、④、ア)と (⑤、⑤、イ、ウ、エ)とすると

(a)ア=1のとき
2×2×4×4×1=64  得点4点
5×5×3×3×1=225 得点5点
(b)ア=3のとき
2×2×4×4×3=192 得点2点
5×5×3×1×1=75  得点5点

よって
(A=5点、B=4点)(A=5点、B=2点)

(3)
(ア)
最初、Aが5点だったということはAに⑤が少なくとも一つ入っており偶数は入っていないということが分かる。次に、Aから1個とりだしたら5点より大きくなったということは⑤は一つしか入っていなかったということだから、最初にAに入っていてのは(⑤、①、①、③、③)でここから⑤を取り出した
得点は5点から9点になる。
(イ)
(ア)の場合、Bは(②、②、④、④、⑤)だから
⑤を取り出すと4点、その他の偶数を取り出すと0点になりいずれもAより点数が低い。

(a)Aが(①、①、③、⑤、⑤)の場合~Aは何を取り出しても5点のまま~
最初のBは(②、②、④、④、③)
②を取り出すと6点、④を取り出すと8点、③を取り出すと4点

(b)Aが(①、③、③、⑤、⑤)の場合~Aは何を取り出しても5点のまま~
最初のBは(②、②、④、④、①)
②を取り出すと2点、④を取り出すと6点、①を取り出すと4点

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